牽引性脱毛症|ヘアスタイルが原因の薄毛

📋 この記事でわかること

牽引性脱毛症は、髪を強く引っ張るヘアスタイル(ポニーテール・エクステ・編み込み等)が長期間続くことで起こる脱毛症です。原因が明確な外的要因による脱毛で、習慣を改めれば回復するケースが多い。毛髪診断士として、サロンでも見かけるケースを整理します。

📖 この記事は約6分で読めます。

目次

1. 牽引性脱毛症とは

髪を強く引っ張るヘアスタイルが長期間続くことで起こる脱毛症。

2. 主な原因

2-1. ポニーテール・お団子

同じ方向に強く引っ張る習慣。

2-2. エクステンション

既存毛に重量がかかる。

2-3. 編み込み・コーンロウ

長時間の物理的牽引。

3. 進行パターン

3-1. 生え際の後退

引っ張られる方向(前頭部・側頭部)から。

3-2. 「縁取り」状の薄毛

頭髪の縁周辺に見られるパターン。

4. 早期対応で回復可能

原因のヘアスタイルを改めれば、多くの場合数か月で回復。長期放置で毛包が完全消失すると回復困難。

5. 予防

5-1. 同じ部位を引っ張らない

分け目・結ぶ位置を定期的に変える。

5-2. 緩めに結ぶ

強く引っ張らない。

5-3. 寝る時は緩める

連続牽引を避ける。

6. 受診の目安

ヘアスタイル変更で6か月経っても改善しない場合は皮膚科相談を。

7. 自毛植毛の選択肢

毛包が完全に消失した部位は、薬剤治療では回復困難。自毛植毛が選択肢になることも。

⚠️ 女性のみなさまへ(重要)

フィナステリド/デュタステリドは 女性は服用できない(禁忌)とされています。妊娠中・授乳中の方は触れることも避けてください。女性の薄毛(FAGA)治療はミノキシジル外用・スピロノラクトン・パントガールなど女性向けの選択肢から検討してください。

よくある質問(FAQ)

Q1. ポニーテールはNG?

A. 緩めにする・位置を変えるなら問題小。

Q2. エクステは危険?

A. 長期使用で牽引性脱毛のリスク。

Q3. 何ヶ月で回復?

A. 早期なら数か月。

Q4. 治療薬は?

A. 原因除去が先。薬は補助。

Q5. 子どもにも起こる?

A. はい、強く結ぶヘアスタイルで起こりうる。

Q6. 一度起きたら同じ髪型は二度とできない?

A. 治った後、緩めの結び方なら可能。

✏️ 山崎 麗より

サロンで「最近生え際が後退してきた」と相談された女性のお客様で、ヘアスタイルが原因だったケースがあります。結ぶ位置を変える・緩める、だけで数か月後に改善されました。

監修:編集長 山崎 麗(毛髪診断士

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この記事を書いた人

編集長 / 毛髪診断士・美容師。美容師歴12年、サロンオーナーとしてのべ3,000名以上の頭皮・毛髪を見てきた毛髪診断士(日本毛髪科学協会認定)。「毎日触れる髪と頭皮のことだから、現場の言葉で伝えたい」をモットーに、育毛剤・育毛シャンプー・頭皮ケア・女性の薄毛を中心に執筆と全記事の最終監修を担当。「気づいた今が、いちばん早い。」

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