抜毛症(トリコチロマニア)|心因性脱毛との関連

📋 この記事でわかること

抜毛症(トリコチロマニア)は、自分で髪を抜いてしまう衝動的行動による脱毛で、強迫性障害との関連が指摘されています。AGAとは異なる心因性のメカニズム。毛髪診断士として、サロンでも稀に出会うケース。理解と対応を整理します。

📖 この記事は約6分で読めます。

目次

1. 抜毛症とは

自分で髪を抜いてしまう衝動的行動による脱毛。強迫性関連障害の一つとされる。

2. 特徴

2-1. 自己誘発

本人が無意識または意識的に抜く。

2-2. 部位の偏り

頭頂部・前頭部・側頭部など、抜きやすい部位に偏る。

2-3. 抜けた毛の形

抜く動作の特徴で毛根の形状が異なる。

3. 原因

3-1. 心因性要素

ストレス・不安・退屈の対処として。

3-2. 強迫性

強迫性障害との関連が指摘される。

4. AGAとの見分け

AGAは進行パターンが部位特異的・抜け毛の質感変化が中心。抜毛症は本人の行動が原因。

5. 治療

心療内科・精神科の領域。行動療法・認知行動療法・薬物療法。皮膚科のみでは対応困難なケース多い。

6. 周囲の対応

本人を責めず、専門医療の受診を支援する。

7. 髪のケア

抜毛行動の中止が前提。中止後は通常のヘアケアで毛が再生するケース多い。

よくある質問(FAQ)

Q1. 子どもに多い?

A. 児童・青年期に多い傾向。成人でも発症。

Q2. 自分でやめられない?

A. 衝動性が強く、本人の意思だけでは難しいことが多い。

Q3. AGAと併発する?

A. 別疾患だが併発するケースあり。

Q4. 何科を受診?

A. 心療内科・精神科が基本。

Q5. 完全な改善は可能?

A. 個人差。長期治療で改善する例多い。

Q6. 抜いた毛は再生する?

A. 行動中止後、多くは再生する。

✏️ 山崎 麗より

抜毛症は本人の意思力の問題ではなく、医療の対象になる症状です。「やめろ」と責めるのではなく、専門医療への受診支援が、解決の最も近道です。

監修:編集長 山崎 麗(毛髪診断士

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この記事を書いた人

編集長 / 毛髪診断士・美容師。美容師歴12年、サロンオーナーとしてのべ3,000名以上の頭皮・毛髪を見てきた毛髪診断士(日本毛髪科学協会認定)。「毎日触れる髪と頭皮のことだから、現場の言葉で伝えたい」をモットーに、育毛剤・育毛シャンプー・頭皮ケア・女性の薄毛を中心に執筆と全記事の最終監修を担当。「気づいた今が、いちばん早い。」

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